「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

投稿日:2010年4月8日 10:53 am

市道の両側、一番目につく場所で栽培している大麦が急速に伸び始めました。缶コーヒーと並べてみると2倍から3倍の大きさになっています。







2週間前には同じ大きさの缶コーヒーと肩を並べるほどでした。



気温は一進一退を繰り返しながら少しずつ上昇していますが、畑の作物の成長は急速です。大麦は他の植物の根の拡張を抑えてまで自分の根を広げようとするそうです。冬の間に地下に根を広げ準備をしてきたところに、地上の茎葉の部分に日の光が当たり、気温が上昇したことで急成長が可能になったのでしょう。


カテゴリー: 生育情報

投稿日:2010年3月26日 12:33 pm

今週は予想外の雨降りで畑仕事は思うように進みません。この雨の中、24日に利根川の対岸から柏たなか農園の畑に堆肥を約12トン搬入しました。



堆肥は対岸にある守谷市板戸井地区の畜産農家が巨大な堆肥製造プラントで作ったものです。柏市船戸の畑からは直線距離でわずか3㎞なのですが、ずっと下流の橋を渡らなければならないので片道20㎞運ばなければなりません。雨の中、2トン・ダンプで板戸井-船戸間を5往復しました。



健康な野菜を栽培するために堆肥は必須です。土壌の保水性、保肥性、通気性をよくし、植物の根の活動を助けるのです。さらに土壌中の微生物も元気になり、畑全体が生き生きしてきます。柏たなか農園では一昨年から毎年10アール当たり3トン以上の堆肥を投入してきました。



畑の一画に積んだ堆肥の隣では「もち種の大麦」が伸び始めました。日に日に畑の色が濃くなってきました。これからぐんぐん育って、たくさんの実をつけてくれるといいのですが・・・


カテゴリー: 土の学校

投稿日:2010年3月14日 10:00 pm

先週末が雨模様だったので、今週の土日に「土の学校」の実習の補習をやりました。先週とは打って変わってよい天気に恵まれました。
この日の作業は畝立て--。畑の土を少し盛り上げて、野菜を栽培する場所を作ります。鍬の使い方に慣れていない人もいて、結構大変そうでした。



これから春夏野菜の種まき、そして苗の植え付けですが、畝がなくては始まりません。おなかがすいても畝立てができるまでは頑張ってもらいました。
畝立ての後はジャガイモの種イモを植え付け、この日の作業は終了です。



畑から戻った時、1本だけチューリップの花が咲き始めているのを見つけました。場所は教室代わりに使っているビニールハウスのわきの通路際。1月30日に球根を植え付けてから1ヶ月半、ようやく1本だけ花が開きました。これから続々と開いてくれるでしょう。やっぱり春ですね。









カテゴリー: 土の学校

投稿日:2010年3月7日 11:00 pm





3月6日、7日の両日、「土の学校」の第1回講習会を開催しました。

あいにくの天気でしたが、ビニールハウスの中での講習は予定通り実施しました。にわか仕立ての教室は丸や四角の形もばらばらのテーブルにちぐはぐな椅子が置いてあり、受講者はあいている席に勝手に座ります。教室というイメージには程遠い講習会場で、土の学校の野菜作り講座が始まりました。

講習の後は畑に出て実習の予定でしたが、今回は天気が悪く厳しいスタートになりました。6日は午後の早い時間に雨が収まってくれたので何とかこなしましたが、7日は午後も激しい雨となり結局、実習は1週間後に延期しました。
カテゴリー: 土の学校

投稿日:2010年2月15日 8:54 pm

体験農園の土作り始まりました。先週、利根川の対岸、茨城県守谷市の畜産農家から牛フン堆肥を運んできました。

14日(日)、堆肥散布作業を始めました。
柏たなか農園の畑に山と積んだ堆肥をまず、ショベルカーで軽トラに積み替えます。



軽トラごと畑に入り、積んである堆肥をつぎつぎ畑に散布してゆきます。堆肥は運んできたばかりなのでまだ温かく、畑に散布した堆肥からは湯気が立っています。



この日散布した堆肥はおよそ5トン。これでも予定した量の半分まで行っていません。大雨で畑がぬかるむと軽トラを畑に入れられなくなるので、堆肥散布ができません。降水量が心配になってきました。
カテゴリー: 土の学校
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