「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ http://kashiwa-tanaka.jp/tanaka/ Mon, 09 Sep 2019 22:46:00 +0900 「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園 en <![CDATA[農園始まって以来のものすごい台風]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2634?site=tanaka

台風15号、農園始まって以来のものすごい台風でした。以前の台風の被害を全部足し合わせたような被害が引き起こされました。農園の中心部に立っているビニールハウスのわきに作った「夏のすずみ処」はペシャンコにされました。近くの竹林から林の保全をかねて伐りだしてきた竹を組んで作った60㎡ほどの施設ですが、周りに植えたゴーヤ、キュウリ、シカクマメが緑のカーテンになって日陰を作りちょうど良い夏のすずみ処になっていました。枝葉を延ばした分、重さがかかり台風には抵抗できなかったようです。土の学校の講習メニューの一つとして栽培しているシカクマメの方はつるを絡ませるために立てたキュウリ用のアングルが強風でグシャっと曲がってしまいました。



資材の保管庫もやられました。車の通路と並行においてあったはずのユニットハウスが約30度ずれて変な方向を向いています。以前も同じような経験があり、その後少しの風では動かないように周りに鉄の杭を打ったりしていたのですが、到底強風にはかなわなかったようです。利根川側の資材保管用の物置はすぐ下の車の通路に倒れ込み通路を塞ぎました。倒れ方が悪くて天井と床が逆になり床が上を向いた形で、当然中の資材類もひっくり返って中はめちゃめちゃになっているはずです。通路をふさがれては車が通れないので通路の真ん中より端の方へずらしましたが、人の力では全体を動かすのは難しそうなので、抜本対策は少し先にしました。



畑の作物にも大きな影響が出ました。トマトやキュウリ、ゴーヤのために組み立てた支柱はほとんど倒されました。ナス、ピーマン、万願寺トウガラシ、モロヘイヤも軒並み倒されたり斜めに傾いたりしています。ちょうど夏の野菜から秋冬野菜への切り替え時なので、倒されたものは早く撤収して次の秋冬野菜に集中したいです。



秋冬野菜のとっかかりとして今月初めに植え付けたキャベツ、茎ブロッコリーは虫の浸食を防ぐため防虫ネットをかけておいたのですが、ほとんどはがされました。この後植え付ける作物の苗は隣のビニールハウスで育てていたのですが、これもハウスの窓から吹き込む風で傾いたり葉がちぎれたりしていました。




幸い、畑の真ん中に立つ2棟のビニールハウスは無事でした。大きなビニールハウスは「土の学校」の講習会場として使っているので、ちょっとやそっとでは倒れないようにかなりな強度の構造にしています。小さな方のビニールハウスも苗作りなどで使っているのでかなり頑丈な作りにしています。

台風はこのところ毎年のように日本のどこかで大被害をもたらしており、今回はとうとう関東地方に上陸してしまいました。この先も台風が強くなる傾向なら畑の防御態勢も見直さなければならなくなりそうです。

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15688809712634 Mon, 09 Sep 2019 22:46:00 +0900
<![CDATA[スイカの生育、ラグビーボール型は順調、ゴジラは遅れ]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2633?site=tanaka  毎夏開催してきたスイカ収獲イベントを今年も818日と24日、25日の3回開催することにしました。7月のブログで紹介したようにスイカが一部出遅れており、イベントの日程に間に合うかどうか心配です。




 今年のスイカ畑は道路を挟んで利根川側と県道側の2カ所に分けました。利根川側の畑には重さが
8kg12kgにもなるゴジラスイカを植えました。県道側は3kg5kg程度のラグビーボール型のスイカです。こちらは果肉が黄色い「アジアン」という品種を北側に、果肉が赤い「コンガ」という品種を南側に植え付けました。異なる品種のスイカを近くに植えると交雑してしまうことがあるのでできるだけ離れた場所に植え付けるようにしているのです。



 生育が遅れて心配というのは利根川側の畑に植え付けたゴジラスイカです。梅雨が長びく間に病気が広がり、初期の生育はきわめて不順でした。それでも病気の症状がひどくなかったものはつるが伸び、畑はスイカの葉で覆われるほどになり、黄色い花も咲きだしました。ところが咲く花は雄花ばかりで雌花がなかなか咲きません。雌花が咲かなければスイカができません。



7月末に梅雨が明けると同時に強い日差しと高温でスイカの樹勢は一気に回復したように見えました。雌花もちらほら顔をのぞかせています。あわてて雄花の花粉を雌花の柱頭に振りかける授粉作業をやっています。スイカが収穫できるのはだいたい授粉から35日程度といわれています。ということは今頃授粉しても818日から始まる収穫体験イベントには間に合わないということです。



 一方、県道側の畑に植え付けたラグビーボール型のスイカは梅雨空の下でも少しずつ授粉作業を進めることができました。梅雨明け宣言が出た729日ごろには一部、動物に食い荒らされ、カラスに突かれるなどの事件も起きたので急きょ、少し育ち始めたスイカすべてに袋掛けをして彼らが触れることができないようにしました。


授粉作業をしたスイカの雌花のわきには目印になるように長さ90cmの支柱を立てるようにしているのですが、今は雌花からできた実が育ったところで袋掛けをして支柱を抜くという作業を毎朝やっています。動物による食害を防いだので、このまま猛暑日が続けばスイカ収穫イベントに間に合いそうです。

 スイカ収穫体験の本番まであと2週間足らずになりました。畑のある柏たなか駅を中心に周辺の住宅街に宣伝用のチラシを撒いたり、柏市の広報紙にお知らせを掲載したりして集客をしてきました。その結果予想を上回る申し込みが殺到したため、受付は締め切ってしまいました。それでもものすごい数の参加者が柏たなか農園のスイカ畑に来られます。あと1週間梅雨明けが早かったならずい分安心だったと思います。いまはひたすら強烈な日差しと高温がこのまま続けば良いと願っています。

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15688809712633 Mon, 05 Aug 2019 19:08:00 +0900
<![CDATA[長梅雨、トマトもスイカも病気が拡大]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2632?site=tanaka  梅雨が長引き畑の作物たちは深刻な事態になってきました。畑に水がたまったまま乾いてくれず全体に水分過剰です。日照時間が短いため作物は養分を吸い上げることができず、光合成も十分でないため思うような成長ができません。このままだと夏に予定していた収穫イベントも開催できるかどうか心配になってきました。



 いまごろ一番元気なはずのミニトマトですが、今年は6月末あたりから先端の芽が枯れて元気がない木が見られるようになりました。芽が枯れるという現象は初めてで対策の立てようもないまま、広がってしまいました。そのうち、元気だったミニトマトの木も葉の先端から黒変し始め、徐々に広がり気がつくとほぼすべてのミニトマトがやられています。




それでもトマトの青い実が少しずつ赤く色づいてきたので収穫だけはしてきました。そのうち、葉だけでなく茎の部分も黒くなり病気が広がっているのが分かります。やむなく病気でやられた葉や茎を切り落とし、病気が木全体に広がっているものは株ごと抜いてしまいました。




 毎年夏の収穫イベントの定番になっているスイカは6月上旬と下旬の2回に分けて植え付けましたが、早く植えたゴジラスイカが苦戦しています。畑にビニールシートをはり、シートに2メートルおきに穴を開け、穴にスイカの苗を植え付けるというやり方ですが、一部は植え付けた苗がいくらも育たないうちに成長がストップしてしまいました。これは対策の立てようがありません。植え付けた根元の近くの葉の色が黒変するという現象はスイカでも見られます。全体の半分近くがやられているのでとりあえず農薬を散布して病気の広がりを抑えようとしています。




 病気のせいかどうか分らないのですが花の付き方が遅れています。スイカの花はオスとメスがあり雄花の花粉が飛んでいって雌花のめしべに受粉することで実になります。受粉はミツバチにやってもらうのですが、確実にするために人手で授粉の作業を行うこともあります。いずれにしても花が咲かなければ始まらないのです。




 その他トウモロコシ、キュウリ、オクラやシカクマメなども成長が遅れています。少なくとも日照不足が解消され強い日差しが来てくれないことには夏の作物は元気になりません。

 一方ナス、サトイモなどは多少水分が過剰気味でも育つので、いまのところ元気にやっているように見えます。それも日照不足が続くと影響が出てきそうです。ここ数年は見られなかった異例の長梅雨、畑の作物がどこまで耐えられるか心配です。


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15688809712632 Tue, 23 Jul 2019 07:58:00 +0900
<![CDATA[ミニトマト、ピーマン、スイカ・・・収穫体験待ってます]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2631?site=tanaka

この夏は野菜の収穫体験イベントを次々と開催します。ミニトマト、ナス、ピーマン、万願寺トウガラシといったナス科の作物。キュウリ、スイカ、カボチャなどのウリ科作物。さらにマメ科のエダマメ、ラッカセイ、シカクマメ。そのほかトウモロコシ、オクラなどいろいろ植え付け収穫体験に備えてきました。

イベントは夏休み期間に集中的に開催します。自然豊かな千葉県柏市ならでは農産物収穫体験イベント、是非ご参加ください。(おしらせ欄参照)




 柏たなか農園では主力のもち麦(もち種の大麦=品種はダイシモチ)を5月末に刈り取り、乾燥などの作業を経て一段落。麦刈り跡に春先から用意してきた夏野菜の苗の植え付けを進めます。いわばもち麦の裏作のようなもので、広~い畑にゆったりと畝間をとって植え付けてきました。




 これらの作物の一部、収穫がまもなく始まり、7月後半から8月にかけて大収穫期を迎えます。ピーマンはすでに始まりました。続いてナス、エダマメなども採れ時を迎えます。




キュウリは黄色い花を、オクラは花びら白で付け根が赤いかわいい花を咲かせています。ミニトマトもこれから実が赤く色づき収穫期に突入です。




 8月中頃からはスイカです。今年のスイカは最大で1114kgにもなる「ゴジラスイカ」と中くらいの「ラグビーボ-ル型」の2種類。ゴジラスイカというのは巨大な長丸スイカで外はしましま模様。中身は赤く自然の甘みがあり、全体が大きい分だけ果肉もたっぷり、一家で一度に食べきれないほどです。




ラグビーボール型は外皮が暗緑色で中身が「赤」と「黄色」の2タイプを植えました。食べやすい大きさで甘みもかなりです。いずれも黄色い花が咲き始めておりまもなく受粉し実を付けます。1ヶ月あまりで収穫始まります。ほぼ同時期にカボチャもできてきます。マメ科のシカクマメも収穫期です。 

 ラッカセイはさらに遅く9月後半からの収穫となり、その後サツマイモです。もう夏野菜ではなく秋野菜になります。

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15688809712631 Mon, 01 Jul 2019 07:54:00 +0900
<![CDATA[「もち麦」と「もち性ではない大麦」]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2630?site=tanaka  

 もち麦畑は一面紫色に染まり幻想的な景観を作り出しています。今の季節を表すのに麦秋という言葉があります。麦の収穫の時期だからです。2019年産もち麦、間もなく収穫が始まります。ところで「もち麦」ってどういう麦(大麦)でしょうか?「もち麦」と「そうでない麦」はどのように区別されるのでしょうか? 今回はWhat is MOCHIMUGI? の話です。




 麦関係の業界団体の一つに「全国精麦工業協同組合連合会」(全麦連)というのがあります。ここが今年4月に「もち性大麦(はだか麦を含む)とはもち性遺伝子型を有する大麦と定義する」という「もち性大麦業界基準」を公表しました。

 お米にうるち米ともち米があるように穀類にはお米でも麦でもトウモロコシでも、それぞれ「もち」と「うるち」という2つのタイプがあります。食用部分を構成するでんぷんの構造の違いによるもので、その違いは遺伝子によって決定されています。もち性遺伝子型を有する品種が作り出すでんぷんは100%もち性で、もちもちした食感になります。うるち性遺伝子型を持つ品種ではもちもち感は得られません。

 ではどの品種がもち性遺伝子型を有する大麦の品種でしょうか? 全麦連が示したもち性遺伝子型を有する大麦のリストには国産もち麦として10の品種が、外国産としてアメリカ産、カナダ産を合わせて10の品種が掲載されています。柏たなか農園で生産している「ダイシモチ」も国産もち麦の品種の1つとしてリストアップされています。




 ではなぜ全麦連がもち性大麦を他の大麦と区別してリストを公表したのでしょうか?それはもち性大麦ではないけれどもち麦に似た食感が得られるといった判断からもち麦に準ずるものとして販売されている大麦があるからです。このままいくと何が「もち麦」なのかをめぐって混乱を招くおそれもあります。もち性遺伝子型を有するか否かという客観的な判断基準を示すことで混乱を未然に防ぐ狙いがあると思われます。

 スーパーなどで販売されているもち麦は何という品種なのか、印刷された文字が小さくて見づらいかもしれませんが大概表示されています。全麦連が公表したもち麦リストに載った品種です。ただ、外国産のもち麦は品種名まで明示している商品はあまり見かけません。

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15688809712630 Tue, 21 May 2019 17:26:00 +0900
<![CDATA[今年も「春のサバイバル体験」]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2627?site=tanaka  毎年429日に開催してきた土の学校の「春の集い」、今年もやりました。毎年のことですが春のテーマは「サバイバル」、8年前の原発事故と首都圏全体に拡散した放射能汚染という大災害を思い起こし、農園という環境の中で限られた水や食材で煮炊きし、食べる体験をします。



 まずはご飯炊きですが、炊飯用の飯ごう作りから始めました。竹やぶからもうそう竹を伐りだし、縦方向に2つに割り節と節の間にお米と水を入れられるように数十cmにカットします。竹を火にかければ燃えてしまいますが、伐ってすぐなら水分が多く簡単には燃えません。



 竹飯ごうの節と節の間にお米ともち麦と水を入れてブロックとブロックの間に載せ、竹飯ごうの下から炭火で加熱します。この日の参加者は約80人、全員に行き渡らせるにはたくさんの竹飯ごうを載せられるだけのブロックを並べなければなりません。炊飯にかかる時間は約50分、炊けるまでゆっくり待ちます。




 ご飯炊きと平行して味噌汁とバーベキュー用の具材を準備しました。柏の直売所「かしわで」で地元野菜を購入したほか、農園を一回りして食べられる野草を探しました。この日はノビル、コゴミ、フキを見つけてきました。味噌汁の具にしたり味噌を付けて生で食べたりと自然をたっぷり味わいました。




 原発事故からわずか8年しか経っていないのに、時折「風化」という言葉も聞かれます。しかし、この事件はそう簡単に忘れ去られてはいけないことでしょう。それどころか、この先ずっと語り継がれ、再発を防止するにはどうすれば良いのかを考え続けなければならないはずです。「平成」という時代のくくり方(西暦1989年~2019年)が適切かどうかは分りませんが、この30年間では間違いなく最悪の環境汚染事件でした。今なお崩壊した原子力発電所の底にたまっているデブリを撤去できる見通しは立たず、飛散した放射性物質による環境影響がなくなるまでには気の遠くなるほどの時間がかかります。土の学校の春の集いでサバイバルをテーマにするのは、事件の記憶を思い起こす機会にしたいとの思いがあります。

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15688809712627 Tue, 30 Apr 2019 21:58:00 +0900
<![CDATA[2018年産もち麦、初めて通年出荷へ]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2626?site=tanaka

 もち麦の収穫は例年5月末ですが、これまでは春先には在庫がなくなり半年近いブランクが生じ、「申し訳ありません」ばかり言ってきました。今年は今のところ在庫があり、何とか次のもち麦の収穫までつなぐことができそうです。

2018年産もち麦は栽培面積が増えたことで過去最高の収穫量になりました。一方出荷先も増えましたが、需給がちょうどバランス取れるくらいでした。大口の出荷先は東京の東都生協と柏市内に2カ所ある大型の直売所でしたが、昨年から新たに柏市内の有力スーパー、千葉県北西部から一部埼玉県にも出店している地方スーパーなどとも取引が始まりました。増産と取引先拡大によりもち麦の生産と出荷のバランスが取れる状況になり、とりあえず5月の収穫まで切れ目のない「通年出荷」ができる見通しとなりました。

これまで毎年春先には品切れになり、需要家のみなさまには5月の収穫、6月の出荷開始までお待ちいただくのが常でした。そのため、直売所などでは「お一人様○個まで」といった表示をしてくださっているお店もあります。また生協とは年間どれくらいといった数量をあらかじめ決めさせていただき、途中で在庫状況を見ながら出荷数量を微調整するといったやり方をしてきました。こうした生産と販売のすりあわせによって通年販売ができるようになり、ひとまずほっとしています。




2019年産のもち麦はいままさに草丈が大きく伸びているところで、これから穂が出てきます。昨年11月に種まきしてから平年より気温が高い日が多かったため、成長のペースがかなり早まっています。もち麦の生長もさることながら、雑草も同じく温暖化の影響で伸び始めが早く伸び方もじん常ではありません。畑の草取りが大変です。

この分だと収穫期も早くなりそうですが、そのタイミングを計るのが難しく、当分もち麦畑の生育状況から目が離せません。

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15688809712626 Thu, 28 Mar 2019 09:20:00 +0900
<![CDATA[パソコン替えたら決算作業が大混乱]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2624?site=tanaka  株式会社 柏たなか農園は会計年度が1月-12月なので2月末までに確定申告をしなくてはなりません。その前に株主総会で決算を承認してもらわなければなりません。このため、1月中頃から集計作業に追われ、畑仕事も営業活動も一時ストップしてしまいます。今年はそれに輪をかけて、会計ソフトを入れていたパソコンの調子が悪いので別のパソコンに切り替えたところ大変なことになってしまいました。切り替えたパソコンには会計ソフトは入っていないので改めてソフトを購入し、前年までの決算データや固定資産などのデータを入れ直さなければならなくなってしまったのです。入力が正しくできれば良いのですが、入れ忘れとか間違いもあって決算データが完成しません。ついに株主総会には間に合わず、仮決算のまま業績報告を出さなければなりませんでした。



 以前使っていた会計ソフトは
10年も前のもので、分厚い紙の操作マニュアルがついていたので操作がわからなくなるとマニュアルの該当ページを開いてある程度問題を解決していたのですが、今時のソフトは紙のマニュアルがついていないのでわからなくなる度に相談窓口に電話で聞かなければなりません。ところが相談窓口は個人の確定申告の時期に重なるためか、電話がなかなかつながりません。問題を一つ一つつぶしてゆくのに大変な時間がかかってしまうのです。

いま悪戦苦闘しているのは2108年度(正式には平成30年度としなければならないらしい)の決算です。つまり20181月-12月の収入や支出のすべてのデータを入力し、差引きいくら儲かったのか、あるいは損したのかという集計結果を出します。2018年度はもち麦の収穫からその後の乾燥調整、もみすり選別といった作業工程を一通り自前でできるようにするために、会社の売り上げ規模の60%を越すほどの大きな投資をしてしまいました。2年前にもち麦が黒穂病にやられた時の経験から、最低減の設備は自前で持っていなければならないと痛感したからです。

必要な設備としては、高さが6m近くある乾燥機、一時保管するホッパー、もみすり機、石抜き機、選別機などがあります。畑で収穫したもち麦を運ぶための搬送設備も必要です。中古が手に入るものはできるだけ中古にしましたがそれでも全体で数百万円もかかりました。さらにこれらを収容する小屋も必要です。小屋は元農家がゴミ屋敷にしていたものを修復して使いました。電気も一般家庭用とは違って工場などで使う200ボルトの電力なので特別の資格のある人に頼んで工事してもらいました。これらの費用も加えると総額では柏たなか農園の年間売り上げの60%を超えました。

これらの設備にかかる費用の支払い方法が一律ではありません。現金、月遅れでの引き落とし、分割払いといろいろあり、帳簿につける時も扱いが違います。こんなことを確認しながら11件会計ソフトにデータを入力していきます。車のガソリン代のよう細かいものは月単位でまとめたりしましたが、それでも入力件数は1年分で700件を超えました。

やっとのことで入力が終わり、集計結果をまとめてみるとびっくり。数字の合わないところ、おかしなところがあっちこっちと見つかってしまいました。入力したデータが間違っていたかもしれません。費目が間違っていたのかもしれません。そもそも新しい会計ソフトを入れたときの初期設定が間違っていたのかもしれません。どこかおかしいはずですから総点検するしかありません。

税務署への確定申告の提出期限まであと2週間と迫ってきました。2月中にはもち麦の畑に追肥をしなければなりません。3月の第2週から土の学校も始まるので、その前に畑を起こし堆肥を投入し、畝間に当たる部分の溝掘りをしなければなりません。季節はまだ冬ですが、畑の作業に追われ始めています。いつまでも会計ソフトに関わっているわけにはいかないので焦っています。

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15688809712624 Thu, 14 Feb 2019 08:23:00 +0900
<![CDATA[1年の最後はたき火で断捨離]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2621?site=tanaka

「土の学校」の実習畑も正月用の秋冬野菜を収穫して少し寂しくなってきました。1年の締めくくりはたき火の会です。林の中に倒れた大木が朽ちて燃えやすくなっています。水路の脇にいつの間にか大きく育ってしまった雑木も放っておけません。竹やぶも放っておいたらどんどん広がって畑に迫ってきます。これらを伐りだしてきて適当な大きさにカットし、井桁に組みます。この日は風もあったので風よけに畑の端の少し低くなった場所に薪をくみ上げました。 

火を付け、勢いが強くなってきたら細かい枝や刈り倒した背の高い雑草、空の段ボールなども投げ込んでぼんぼん燃やします。会員さんの中には家の廃材を持ってきて火にくべる人もいました。家の中の無駄なものを捨てる断捨離のお手伝いにもなっているのです。

 家の周りでたき火を楽しむ機会のほとんどない子どもさんにとっても土の学校のたき火の会はまたとない機会です。林の中から木の枝や竹の切れ端を取ってきて投げ込むなど夢中になっていました。

 




たき火をたいている間にかまどと七輪を使ってハクサイと豚肉のはさみ煮を作りました。もみ殻で焼く柏たなか農園特製の焼き芋も作り、心も身体も温めました。




畑のまわりはほとんど雑木林や竹林に囲まれています。唯一、利根川に面した北側が遠く筑波山を望む広~い空間になっています。このゆったりとした自然景観の中に身を置くと、年末の都会のあわただしさも忘れてしまいそうです。




 

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15688809712621 Sun, 30 Dec 2018 10:03:00 +0900
<![CDATA[手作り感満載、土の学校の収穫祭]]> http://kashiwa-tanaka.jp/blog/2619?site=tanaka

 23日は柏たなか農園・土の学校の収穫祭、毎年おなじみのいも煮とバーベキューです。今年は子どもを対象にたき火の中にサツマイモをくべる焼き芋体験もやってみました。どれもこれも手作り感満載なのが土の学校らしいところです。

 いも煮は東北の山形県や宮城県ではおなじみの秋の風物詩です。土の学校も東北のいも煮をまねて秋冬野菜を使いしっかり煮込みます。農園ですから食材は肉類などを除き最大限自給、ということで主役のサトイモをはじめダイコン、ニンジン、ネギ、ハクサイなどたっぷり使います。野菜を井戸水で洗い大きな鍋に入れ少しの水を注いで火にかけます。



鍋をかけるのはブロックを重ねただけのチョーお手軽な手作りかまど。近くの木立から伐ってきた雑木を適当な長さに切って薪にします。火力はかなり強く、20分そこそこで上に載せた鍋から汁が吹きこぼれそうになるくらいです。

バーベキューに使うグリルはドラム缶を半分に割ったもの。その上に鉄板を載せただけの手作り品。鉄板の上で焼く野菜はもちろん農園の自給、といいたいところですがソーセージ、タマネギ、キノコなどは近くのスーパーで購入でした。



焼き芋に使うサツマイモはもちろん農園で100%自給です。9-10月に開催したイモ掘りイベントで掘り出した安納イモを保存しておいたものです。この日の焼き芋は、子どもらがたき火を焚いてその熱で焼き芋を作るイモ焼き体験にしました。

  たき火で燃やす木は近くの木立から伐っておいた木を乾かしておいたもの。この薪を適当な長さに切るところから始め、木が良く燃えるように組み立て、マッチで火を付けるのも子どもらにやってもらいました。火の勢いが強くなると火の周りで体を温めようとみんな集まってきます。少ししてたき火が収まりかけたころにアルミホイルでくるんだイモを投入してもらいます。焼けたかなと思った頃に竹串をイモに刺してみます。すっと刺さるようならできあがりです。



 準備開始から2時間近くを経てこの日の食べ物ができあがり。みんなで食べる食卓は畑の収穫物などを入れるのに使うコンテナの上に板を載せただけのこれまた手作り。こうして手作り感満載の収穫祭をみんなで楽しみました。
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15688809712619 Fri, 23 Nov 2018 21:32:00 +0900