「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

投稿日:2015年11月20日 9:31 pm



柏たなか農園の主力作物であるもち麦の種播きがほぼ終了、半年後の収穫を待つばかりです。今年の種播きは10月中に堆肥入れを終わらせていたのでその後の作業は気分的にも少しゆとりを持てました。同じ作業量でも追われるばかりというのと少しでもゆとりがあるのとでは肉体的にも精神的にも負担感が違います。




麦の発芽は早いです。最初に播いたのが12日でしたが5日後にはほとんど発芽していました。雨降りの後、黒に近い濃い茶色の畑に一面、発芽したばかりの麦が角を立てているように見えます。これから畑の表面がうすい緑色に覆われますが、冬は背丈があまり伸びず、しばらく地下の根を広げていきます。



利根川の堤防側にある体験農園の自由区画の端には皇帝ダリアが植わっています。高さ2メートルを超すほどの草丈の頂点にいまちょうど薄紫色の花を咲かせているところです。この時期、周りはほとんど枯れ草ばかりという時に、まさに孤高に立つといった観があります。

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