「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

投稿日:2012年10月14日 9:18 pm

2頭のヤギくん(両方オス)が柏たなか農園に来て半年経ちました。今ではすっかり農園の人気者。14日は一般市民を集めて「おやこdeイモ掘り」という企画をしたのですが、参加者らもイモ掘りの合間にイモ畑の近くにつないでいたヤギくんに近づき遊んでいました。ヤギくんもこの頃は慣れたもので、近づいてすりすりしたり、ズボンをかじる真似をしたりとお近づきのご挨拶。ときどき小さな子を泣かしてしまう場面も。イモのつるはヤギくんの大好物なので、イモを掘り出した後、ヤギくんらをイモ畑に入れてつるを食べさせてあげました。



農園の近くで開催されるイベントにもヤギくんが呼ばれることがあり、時々軽自動車に乗せて“出張”してもらいます。今月末は柏たなか駅前で開催される朝市に、11月10日、11日は柏市最大の直売所「かしわで」の収穫祭に出かけることになっています。このブログを読まれたお近くの方はぜひ、柏たなか農園のヤギくんを見にお出かけください。
もとはといえば畑の雑草対策の一環として、ヤギに雑草を食いつくしてもらうつもりでした。ところが、2頭のヤギでは春から夏にかけて伸びまくる雑草の勢いを抑えるのは到底無理。それと柏たなか農園のヤギくん、意外に好ききらいがあって、雑草の中でも好きなものには食いつくものの、嫌いな草は無視してしまいます。それと、同じ草ばかりだと飽きるらしく、気まぐれな食べ方をします。その結果、どうしても雑草をきれいに食べつくすところまでは行きません。結局、大部分は刈払い機や除草剤を使わなければなりませんでした。



ヤギくんのおかげでほとんど休みを取ることができなくなりました。必ず毎朝ヤギを小屋から出し、夕方になると小屋に戻すようにしてきたからです。一晩くらい小屋の外に置いても大丈夫という人もいますが、ヤギはとってもおくびょうなので心配で放置できません。8月に一晩だけ、高校時代の同級生らと泊りがけで出かけたことがあり、その時だけは畑を手伝ってくれている人たちにヤギの世話をお願いしました。朝はなるべく早く小屋から出したいので畑に早く行かなければならず、いつも日の出前には起きなければなりません。いっそ、私もヤギくんの小屋に泊めてもらえば朝の時間、もう少し寝ていられるのになどと考えています。
カテゴリー: お楽しみ 柏たなか