「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ
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投稿日:2011年4月28日 5:20 pm
5月3日に土の学校・春の集いを開催します。土の学校で野菜の栽培を勉強する皆さんが親睦を深めようという趣旨ですが、今回は大災害の後ということもあり柏たなか農園の畑を避難場所に想定して「難民状態を体験する」をテーマにします。
柏たなか農園の畑は電気、ガス、水道も通信回線もありませんが、大災害時にはこれらのライフラインは大都会でもダメになってしまうのですから、前提条件としてこれらが破壊されたとしたらという想定です。その時、普段から用意していたはずの非常時用の設備、食料などは本当に使えるでしょうか?予行演習しておかないといざという時に使えないということは、今回の大震災とその後の原発事故でよく分かりました。
5月3日の集いでは何もない中で、まずかまどを作り、その上にカマをのせて米と麦の混ぜご飯を炊きます。燃料は周りの雑木林から薪を取ってきます。もうひとつかまどを作り、汁を作ります。中に入れる具は畑にある雑草。普段は栽培の邪魔になるというのでせっせと草取りしていますが、いざという時には食用になる雑草も少なくないそうです。
ちょうど筍の季節なので、近くの竹やぶから筍を掘ってきて筍料理も味わってみます。筍だけではさびしいので、ハム・ベーコンといった肉系、かば焼きなどの魚系の保存食も使ってみます。
この際、気をつけなければならないのは一人当たり使える水の量が限られているかもしれないということです。今回は1人500mlのペットボトル1本しかないと仮定して、この範囲で炊飯、汁もの、お茶などすべてを賄うことにします。野菜の水洗いには飲料水はもったいないので汲みおきの井戸水を使います。メインの料理はあまり水を使わなくて済むということでバーベキューにします。
会場ではこの間、三陸地方などにボランティアに出かけて行った人たちの体験を写真付きで紹介します。これも普段から心構えができていないといざという時に身体が動いてくれないでしょうから、実際に体験した人たちに来ていただき、体験談をじかに聞いてみたいと思います。
投稿日:2011年4月22日 10:30 am
1つは「収穫体験コース」。種まき、苗植え付けの後は収穫だけというお手軽コースです。5月~9月の5ヵ月で春夏野菜を収穫するコースと、8月~12月の5ヵ月で秋冬野菜を収穫するコースを設けます。春夏コースは5月1日、秋冬コースは8月中旬スタートです。いずれのコースも会費は1ヵ月4000円(5ヵ月で20,000円)です。
もうひとつは「3ヵ月お試しコース」。ごく短期間で収穫できる野菜に限定した3ヵ月コースです。毎月の第1日曜にスタートします。会費は1ヵ月2,500円(3ヵ月で7,500円)です。
「土の学校」の年間コースではこれまで、レクチャーと畑での実習により年間約30種類の野菜を栽培し、収穫してきました。家庭菜園での野菜作りに必要な技術を習得することが目的です。新設する2コースも基本は家庭菜園での野菜技術の修得ですが、よりお手軽に野菜作りに関わってみたいというニーズにこたえるものです。なお、新設2コースの会員も農場で開催される各種のイベントに参加することができます。
お申し込みはこのページの右上にある「お申し込み」ボタンをクリックし、必要事項を記入の上、送信ボタンを押してください。必要事項を記入したものをプリントアウトしてファクシミリで送ってくださっても結構です(FAX番号:050-1385-5303)。現地見学も随時受け付けております。お問い合わせは上記FAX、またはメール:pmhgh995@ybb.ne.jp にお願いします。
投稿日:2011年4月17日 12:26 am
春夏野菜の種まき、苗植付けの最盛期です。土の学校では1区画あたり7本の畝を立てています。そのうち半分に種まき、植付けが済んだところです。
最初に種まきしたのは3月下旬でした。すじ播きしたホウレンソウとシュンギクのうちホウレンソウは順調に発芽したのですが、シュンギクは気温が低かったためか、なかなか発芽してきません。もう少し待つことにします。
ダイコン、ニンジン、カブの根もの野菜は畝をビニールマルチで覆い、種まきした上にべた掛け(不織布)をかけて保温、保湿、害虫防除のための完全武装をしたつもりでした。それから3週間、心配だったニンジンの発芽は多少のばらつきはありますが、まずまずの成績でしょうか?ただ、ニンジンの発芽を待っている間にダイコンとカブが発芽から時間がたち、覆いかぶさっているべた掛けの下で窮屈な状態を強いられていました。これ以上は無理と判断してべた掛けはすべて外しました。折からの強風でべた掛けの下で守られていたビニールマルチがかなりはがされてしまいました。
4月9、10日の両日に植え付けたキャベツ、ブロッコリー、レタスの苗はビニールマルチで畝を覆い、防虫ネットをかけて保温、保湿と病害虫防除はしっかりやったつもりですが、順調に育ってくれるか心配です。収穫までレタスが45日くらい、キャベツ、ブロッコリーは70日くらいかかります。気を抜けない日々が続きます。
農作業に追われているうちにふと気がつくと周囲の風景の移り変わりに驚かされます。畑の周りの桜は開花から満開、そして葉桜へと移りつつあります。昨年は畑の裏にある医王寺の桜を紹介しましたが、このあたりで私が一番好きなのは医王寺から利根川の河川敷(田中遊水池)に出る自然堤防のへりに咲く数本の桜です。その姿はとてものどかで、どこか「日本の原風景」を感じさせてくれます。
投稿日:2011年4月5日 11:10 am
柏たなか農園の畑に隣接する県道(我孫子-関宿線)わきの荒地の開墾を始めました。今はまだ雑草が枯れ草の下に隠れていますが、間もなく伸び始めます。地主の了承が得られたので、雑草が伸び出す前に開墾して、種まきだけでもやってしまおうと考えたのです。一人ではとても無理なので、ボランティアの落合さん、汐満さんに手伝ってもらいました。
始めてみて改めて開墾の大変さを実感しています。もともとは田んぼだったのを、建設残土で埋めて、その上に薄く畑の土を盛っただけの土地です。埋め立てからすでに6-7年たっており、地上には草丈4mを超すような雑草が生い茂り、土の中にもクズのつるが縦横に走り、ところどころ大きな根を下ろして、人の手が入るのを拒んでいます。トラクターで耕す前に、まず枯れたまま横たわる雑草の茎を片づけ、土の下まで入り込んだクズのつるを引き抜かなければなりません。
柏たなか農園の畑から荒地にトラクターを乗り入れるためには深さ30~40cmほどの溝を越えなければなりません。急きょアルミのブリッジを掛けて、その上を通すことにしました。ブリッジの最大積載重量は1.2トン、トラクターの後ろに付けたロータリーを含めると無理そうです。万が一真ん中から折れたりしたら自力ではトラクターを引き上げることができなくなります。ブリッジの下にブロックを重ねて下から支えるようにして、恐る恐るトラクターを渡しました。
やっとのことでトラクターを乗り入れたものの、なお建設残土に含まれる石やコンクリート塊などもあり耕運するだけでも苦戦しています。広さはわずか700㎡ですが、今シーズン中に作物を栽培できるまで持っていけるかどうか、前途多難です。