「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

投稿日:2012年3月23日 8:45 pm



先週から畑の一角に小屋を建てています。以前このブログで取り上げたヤギを飼うための小屋です。作業はいつも柏たなか農園の設備作りに協力してくれている上田さんご夫妻とそのお兄さんらに全面的にお願いしました。大きさは間口3m×奥行き2m弱の物置程度なので、ホームセンターで資材を購入すればすぐできると思っていたのですが、意外に大変です。小屋の中が糞尿まみれにならないように床にすのこを並べたり、かなりの強風にも耐えられるように土台から頑丈に作るなどいろいろな要件を満たそうとすると簡単にはできません。3月中に完成するかどうか微妙になってきました。出来上がったらヤギを迎えに行ってきます。

明日から2012年度「土の学校」がスタートします。講習会場に使うビニールハウスの中に置いてある農業資材や備品などの片づけ、実習用の畑への堆肥の投入、区画の整備などやって何とか開講準備も一段落。畑には実習用の区画の四隅に立てたスチールの杭と、両端に立てた少し高い支柱が見えるだけですが、明日から畝を立て、野菜の種をまき、苗を植え付けて1ヵ月そこそこで20種類くらいの野菜が姿を現すでしょう。



去年までは3月前半には講習会を始めていたのですが、今年は体験農園としてはかなり遅いスタートにしました。毎年、3月は強風と砂ぼこり、時折強い雨に見舞われるなど散々な目にあってきたので、出来るだけ悪天候を避けたいと考え、わざと遅くしてみたのです。ところが何と今年は春一番といえるような強い風もなくスタートから読み違えました。とはいえ、3月に入っても例年より寒い日が多く、せっかく早く種まきしても発芽が遅れるなどの影響が出そうです。開講日を少し遅らせたのは正解だったかもしれません。

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投稿日:2012年3月7日 11:21 pm

2012年度「土の学校」は32526日にスタートします。開講に向けて準備も本格化してきました。6日は柏駅の近くの飲食店「SHIN」の若い皆さんに野菜の種まき、発酵肥料の切り返しなどを手伝ってもらいました。 

 

 

発酵肥料は中心の温度が40度を切るくらいに下がってきたので、後は温度を下げながら水分を減らしてゆきます。とはいえ、どこまでやれば発酵肥料が完成となるのか、判断がつかず毎年適当なところで切り上げています。 

 

種まきはキャベツとブロッコリー、それにスイカもポットに播きました。教室用のビニールハウスの中に置きましたが、まだ気温の低い日もあるでしょうから、なかなか発芽してくれないかもしれません。それでもとにかく種を播かないことには始まりません。というわけでしばらく種まきが続きます。

 

ところで、写真の皆さんの服装見てくださいましたか?全員つなぎ服! 格好良かったです。農作業衣というと汚れても良い服装ということで、暗くて見栄えのしない服をイメージする人もいるかもしれませんが、最近の特に若い世代は見た目も格好の良い服を身につけているような気がします。案外こんなところが日本の農業を元気にする一つの要素になるのかもしれません。

 

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