「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

投稿日:2018年8月19日 10:55 pm



 夏休み終盤の19日、「親子でスイカ収穫体験」を開催しました。参加者は大人、子供合わせて70人以上の大盛況でした。柏市の広報紙に大きめのイベント紹介記事を載せてもらったことも多数の参加者確保に寄与していたようです。というのは、柏市でも柏たなか農園からは距離がある柏市南部からの参加者が比較的多かったからです。



 今年の柏たなか農園のスイカは「ゴジラ」と「アジアン」の2種類。ゴジラというのは枕スイカといわれる横長で中身の赤い大きなスイカです。たまたまJR北柏駅の駅前にある「農家の集い」という食品スーパーに出させてもらった時にそこの社長さんがスイカの姿形がゴジラに似ているというので「ゴジラすいか」と付けてくれました。 アジアンはやや小ぶりのラグビーボール型で中身が黄色ですが、黄色の割に甘味が強く好評です。



 今シーズンのスイカは上出来で、ゴジラもアジアンも糖度を測ると10度から11度を超えるものまで農園のスイカとしてはかなり高い数字がでました。うまく行った最大の理由は暑すぎた夏のせいです。7月後半から猛暑がつづき、農場は暑さで人が立っているのもつらいくらいでしたが、スイカにとってはカンカン照りは大歓迎。強い日差しに照らされて糖度をどんどん上げてくれたのです。



 19日のスイカ収穫体験ではまず畑のスイカを残らず収穫しました。後始末として収穫した後の畑に残ったスイカのつるを集め、スイカの畝にかけたビニールマルチをはがすところまでやってもらいました。収穫したスイカの中から選んでもらい重さを測り、糖度も測りました。その後、ほどよい大きさのスイカを選んで試食しました。やはりスイカは甘さが大事、皆さん大満足の様子でした。最後は「重」「中」「軽」の3つに分け、参加者全員で山分けしました。



 スイカ収穫体験は9月1日にもう1回開催予定です。参加者数はどうなるか、柏市広報紙の効果がどこまで続くか楽しみです。