「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ
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投稿日:2011年5月14日 10:49 pm
柏たなか農園の畑が色鮮やかな春の装いを見せ始めています。お花畑の花が一斉に咲き出したからです。去年11月から12月にかけて種まきしたのがようやく花を咲かせてくれたのです。体験農園のわきはポピーです。間もなく長さ50mくらいのお花畑が真っ赤なポピーでうめつくされるでしょう。
体験農園の手前の通路わきにはポピー、ヤグルマソウ、ヒメキンギョソウの種を播きました。目につくのはヤグルマソウ。白、ムラサキ、薄いピンクと色とりどりの花をつけ、見る人を和ませてくれます。ところどころにヒメキンギョソウも顔を出しています。花のある風景っていいですね。
体験農園では春野菜が次々と収穫適期を迎えています。前回紹介したホウレンソウに続き、コマツナ、カブなども収穫できます。シュンギクも一部収穫できそうです。コマツナはこのまま放っておくと大きくなりすぎ、食べづらくなるので、早めに収穫したいです。
カブはピンポン玉より大きくなってきました。生に近い食べ方だと、少しとろみがありとてもおいしいです。春野菜、これからは少し目を離すとどんどん大きくなってしまうので、早めの収穫を心掛けたいです。2、3週間に1回の講習会の日だけではとても間に合いません。ピクニックのつもりで、お弁当を持って畑に来て野菜を収穫して帰るという楽しみ方もあります。いかがでしょうか?
投稿日:2011年5月4日 11:36 am
2011年度の土の学校もスタートから2カ月たち、一度懇親会をやろうということで5月3日、「春の集い」を開催しました。大震災と原発事故の直後ということもあり、今回は柏たなか農園が災害時の避難所になったらどうするかを想定して食材に雑草などを使い、料理に使う水の量はできるだけ節約するなどトライしてみました。
午前のメインイベントは畑の作物を害獣から守るための動物防除ネット張り。畑の作物の成長とともに外敵の襲撃も増えてきます。ウサギ、イタチ、ネズミなど放置しておくと作物を片端から食い荒らします。そこで、体験農園の周りを1周するように杭を立て、杭にネットを張り付けるようにして体験農園全体を動物防除ネットで囲みました。ネットの下から入ってくる動物もいるので、ネットの裾にところどころ石を置いて、侵入を防ぐようにしました。
一方、料理の方は、まず食材探し。畑の周りからはノビルやフキ、竹やぶから筍を掘りだしてきました。ノビルは味噌をつけて、筍は皮ごと火にくべて焼いてみました。
ご飯炊きも野営風。畑のわきにかまどを作り、燃料は薪を使い、お釜で炊いてみました。ふだん使っている炊飯器とは勝手が違うためか、底の方はまっくろのお焦げ御飯が出来上がりました。ご飯炊きといえば昔は「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤児泣いても蓋とるな」と教えられましたが、こうした昔の智恵を思い出すよい機会になりました。
汁ものはニンジン、ゴボウといった保存性のある野菜とハム、ベーコンなど加工肉を使った味噌汁。それにフキの煮物もつくりました。ここまでで用意した2リットル入りのペットボトル6本の水は使い切り。水がない生活って本当に厳しそうです。今回はやってみて分かったことがいっぱいありました。参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
投稿日:2011年4月17日 12:26 am
春夏野菜の種まき、苗植付けの最盛期です。土の学校では1区画あたり7本の畝を立てています。そのうち半分に種まき、植付けが済んだところです。
最初に種まきしたのは3月下旬でした。すじ播きしたホウレンソウとシュンギクのうちホウレンソウは順調に発芽したのですが、シュンギクは気温が低かったためか、なかなか発芽してきません。もう少し待つことにします。
ダイコン、ニンジン、カブの根もの野菜は畝をビニールマルチで覆い、種まきした上にべた掛け(不織布)をかけて保温、保湿、害虫防除のための完全武装をしたつもりでした。それから3週間、心配だったニンジンの発芽は多少のばらつきはありますが、まずまずの成績でしょうか?ただ、ニンジンの発芽を待っている間にダイコンとカブが発芽から時間がたち、覆いかぶさっているべた掛けの下で窮屈な状態を強いられていました。これ以上は無理と判断してべた掛けはすべて外しました。折からの強風でべた掛けの下で守られていたビニールマルチがかなりはがされてしまいました。
4月9、10日の両日に植え付けたキャベツ、ブロッコリー、レタスの苗はビニールマルチで畝を覆い、防虫ネットをかけて保温、保湿と病害虫防除はしっかりやったつもりですが、順調に育ってくれるか心配です。収穫までレタスが45日くらい、キャベツ、ブロッコリーは70日くらいかかります。気を抜けない日々が続きます。
農作業に追われているうちにふと気がつくと周囲の風景の移り変わりに驚かされます。畑の周りの桜は開花から満開、そして葉桜へと移りつつあります。昨年は畑の裏にある医王寺の桜を紹介しましたが、このあたりで私が一番好きなのは医王寺から利根川の河川敷(田中遊水池)に出る自然堤防のへりに咲く数本の桜です。その姿はとてものどかで、どこか「日本の原風景」を感じさせてくれます。
投稿日:2010年12月22日 11:41 am
今年も残すところわずか。年の暮から正月へ、つかの間の静けさの中で、畑の野菜を使った料理が楽しみです。
キャベツ、ハクサイ、ネギ、シュンギク、サンチュ、ダイコン、カブ、ブロッコリー…。畑の秋冬野菜はちょうど収穫期です。
ハクサイ、ネギ、シュンギクは鍋物には欠かせません。
ハクサイは成長が遅れていましたが、ここにきて幾分回復してきました。
ネギは根元にしっかり土掛けして覆土したものは立派なネギに育ちました。
シュンギクはまだ10cmまで行かないものが多いですが、お鍋に入れれば同じです。株ごと抜き取るのではなく葉の付け根からかきとるように収穫すると後から後から出てくるので、長く収穫できます。
朝鮮料理で肉を挟むのによく使われるサンチュは相変わらずゆっくりしたペースですが、ようやく直径20cmを超えるものも出てきました。これも次々と出てくる葉をかきとるようにして収穫します。
キャベツはこの時期、ひき肉を使ったロールキャベツなど暖かい料理がうれしい。
ダイコン、カブは全体にできが良いようです。漬物にもよし、煮物にもよしです。
ブロッコリーは真ん中の花蕾を摘み取ると脇から小さめの花蕾が出てきます。これも十分、食用になるので少し得したような気分になります。
投稿日:2010年12月6日 11:48 am
秋冬野菜が収穫最盛期のはずですが、なかなか思うようにはいきません。一番力を入れたはずのハクサイもイマイチです。苗を植え付けてから3カ月、90日にもなるのに結球した葉の上から押えて固く締まった感じのハクサイは一つもありません。そんな中で12月5日、「ハクサイ&キムチの会」を近くの船戸会館で開催しました。ハクサイを収穫し、そのハクサイを使ってキムチ漬けを作り、最後はキムチ鍋で身体を温めようという企画でした。素材の野菜の大半を柏たなか農園と地元の野菜で賄う「地産地消」もアピールするつもりでした。
しかし、柏たなか農園の畑で収穫してもらったハクサイは何とか結球はしているものの、葉の上から押えてギュッとしまった感じがしません。縦に半分に割って中を見ると葉の詰まり方がまだゆるゆるです。ハクサイの葉のしわしわの部分に虫も潜んでいます。
今年は全国的に秋冬野菜のできは良くないらしく、品薄でハクサイなどもかなり貧相なモノが結構な値段で売られていたりします。だからといってハクサイの出来が悪い言い訳にはなりません。柏たなか農園の近くでも結構まともなハクサイを作っている農家もあるからです。聞いてみると、やはり手のかけ方が違います。毎日のように畑を見周り、ハクサイの株元の土をほぐすように軽く耕し、早めに肥料を入れてきたそうです。その農家さんに頼みこんで立派なハクサイを少し分けてもらい、ハクサイ&キムチの会の参加者に配りました。プロの農家の技術力を感じてもらいたかったからです。
キムチ作りですが、まず収穫したハクサイを食べやすい大きさに切って、塩と植物性乳酸菌を混ぜ込み急速発酵させます(とはいえ最低24時間は漬ける)。発酵したハクサイ漬けにキムチ唐辛子やネギ類、イカの塩辛、果物などを混ぜ込んで約2週間ほど寝かせます。出来上がったキムチ漬けを使ってキムチ鍋を作ります。本当はこういうプロセスなのですが、ハクサイ漬け、キムチ漬けが出来上がるのを待っていたら1日で終わるはずがないので、実際にはあらかじめ作っておいたハクサイ漬けを使ってキムチ漬けの実習をしました。キムチ漬けもあらかじめ作っておいてキムチ鍋を作りました。複雑なキムチ漬けの作業工程を参加者全員が分業体制で進めていくので、1回で全体像を理解するのは困難だったかもしれません。何回かトライしてみて、キムチ漬けの作り方、習得してください。
キムチの会の前日、12月4日は柏の葉キャンパス駅前で開催されたマルシェ(フリーマーケットのようなもの)に出店しました。今年7月から参加して実に6回目になりました。今回はもみ殻クン炭を作る時の熱で作った焼きイモとサラダ感覚の食べやすい赤ダイコンが人気でした。
イベント会場の一角で面白い音楽演奏がありました。「柏の葉原人バンド」というグループが長い筒のような楽器を使って、原始時代をイメージさせるような不思議な音楽を奏でていたのです。機会があったらまた聞いてみたくなりました。