「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

投稿日:2016年4月19日 11:52 am



 わずか3週間足らずで柏たなか農園の主力作物・もち麦の在庫がなくなってしまいました。3月末、テレビの全国放送でこってり、もち麦ごはんを紹介していただいたからです。柏市内でもち麦を置いてもらっているすべてのお店で通常の4-5倍も売れてしまいました。他県のもち麦生産農家に聞いてもどこも在庫が払底しているといいます。テレビの影響の大きさには本当に驚かされました。




テレビ番組ではもち麦ごはんを食べていると肥満を防ぎ肌荒れ、花粉症などを軽減できることを面白おかしく紹介してくれたらしいです。(私はふだんテレビはほとんど見ないので、今回の番組も見た人から内容を聞いただけですが…) メタボ対策にとても効果があることは関係者の間ではよく知られており、柏市や周辺の青空市に出店した時などにPRしてきたことで、柏たなか農園でもチラシを配布したりしてきました。こうした地道な活動で知名度は少しずつ上がり固定ファンもついてきたと感じていたのですが、テレビの反応を見るとまだまだ浸透していなかったと改めて感じております。というわけで2015年産のもち麦の在庫はなくなりました。




2016年産はすでに穂が出そろいこれから麦粒の中に養分をため込む段階です。まだ麦の穂があおあおとしています。5月に入ると麦の穂が紫色に色づき一面のもち麦畑は幻想的な景色へと変わって行きます。すっかり色づいたところで5月末に収穫します。収穫したもち麦は乾燥させ、ゴミを取り除いて袋詰め、出荷は6月後半からになります。それまでしばらくお待ちください。



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投稿日:2015年10月25日 10:23 pm

 イモ掘り体験イベントの第1回目を開催しました。サツマイモは毎年作るのでイモ掘りイベントも毎年やっているのですが、そのたびに改善したいと思うのは焼き芋の作り方です。10個程度なら簡単にできるのですが、イベントとなると多数の参加者に配らなければならず、必要量を焼くにはこれまでの装置では間に合いそうもありません。そこで今年は1回で焼ける芋の数を飛躍的に増やそうと考えました。それが写真の装置です。

 

 

 農園の焼き芋の作り方はもみ殻クン炭を作る時の熱を利用して芋を焼きます。もみ殻クン炭の製造装置はたき火の上に背の高い金属性の煙突を覆いかぶせることで炭焼きと同じような酸素不足状態にします。煙突の中のたき火は酸素が不足気味なので一気に燃え上がるのではなく、ゆっくりと炭化していきます。この炭化の過程で出す熱でもみ殻を焦がすことでクン炭ができて行きます。もみ殻の中にサツマイモを入れたまま放っておけば自然と焼き芋ができます。ただ、大量の芋を焼こうとして装置の外側に大量のもみ殻を積み上げようとするともみ殻を積む時の底面を大きくしなければならず、それだけ大量のもみ殻が必要になります。しかも周りを覆うもみ殻の量を増やせば増やすほど隅々まで熱が回りにくくなります。

 たくさん使わずにもみ殻を積み上げるにはどうするか考えた末、ブリキの囲いを設けてその中にもみ殻を積み上げることにしました。波板状のブリキをカットして何枚かつなぎ合わせて囲いを作りました。やってみると中心に置いたクン炭製造装置からもみ殻への熱の伝わり方が一斉ではないため、早く焼ける場所となかなか焼けない場所ができてしまいました。これでは数十個の焼き芋を一気に焼きあげられないことが分かりました。それでも囲いなしで焼くよりはるかに大量の焼き芋が作れます。焼き具合もトロッとした食感で甘味も強いことが確認できたのでイモ掘りイベントに初登板してもらいました。

 第1回イモ掘りイベントには大人子供合わせて約70人と農園の受け入れ可能数の上限近い人が集まってくれました。イモ掘りは芋から伸び出して隣り同士絡み合った芋のつるをハサミで切り取り畝の外に出すことからはじまります。つるを取り除いたら地下に芋ができていそうなあたりに慎重にスコップを入れ、土を持ち上げながら芋の集まっているところを探し出します。

 

 

 今年植え付けたサツマイモの種類はベニハルカ、安納イモ、シルキースイートの3種類。いずれも甘味が強く、焼き芋に適した品種です。今回収穫してもらったイモはコンテナにして10個以上、軽トラの荷台をいっぱいにするほどの量です。参加者の皆さんには収穫した中から好きなイモを選んでお持ち帰りいただきました。

 

 

 焼き芋も参加者全員に味わってもらいました。収穫してもらったイモを使ったのでは時間的に間に合わないので、予め収穫しておいたイモを早朝から焼き始めました。アルミホイルでイモを包み、そのままもみ殻の中に埋め込んでおきます。焼き上がったイモから順次段ボールに移しました。全部焼き上がるまでに5時間以上かかりました。参加者に待ってもらうわけにいかないので 焼き上がったところから順次食べてもらいました。焼き芋はおおむね好評でした。

 

 

 この秋は農園のイモ掘りイベントの他、周辺のいろいろなイベントに出店する時に焼き芋を販売したいと考えています。イベント会場ではぜひ柏たなか農園のお店を探して、もみ殻で焼いた焼き芋を味わってみてください。

投稿日:2015年9月18日 9:43 pm

今年のサツマイモは気合が入っています。このところ雨降り続きですが、小やみになるタイミングを見てイモ畑の周りの雑草抜き取りやってきました。一昨日までに草取りはほぼ終了、昨年までのイモ畑とは見違えるほど管理の行きとどいた畑になりました(イモ農家なら当たり前なのですが…)。

 

 

サツマイモの品種も全面刷新、安納イモ、シルキースイート、ベニハルカの3種類を植えました。昨年までは作りやすさと収量重視でベニアズマを主力にしていましたが、出来上がったイモが大きすぎるなどから販売しづらいのが悩みでした。そこで小ぶりで甘味があるといわれる3品種に切り替えたのです。

毎年10月、11月に開催してきた柏たなか農園の「親子イモ掘り体験」、今年も1025日(日)と111日(日)の2回開催しますとこのホームページで紹介したところ予想以上の申し込みをいただきました。甘い品種に切り替えたのが奏功したのかとも思っています。このまま行くとかなりの混雑が予想されるので開催日をもう1回増やして1115日(日)にもイモ掘りをやることにしました。→「お知らせ」参照

販売方法としては焼き芋を主力にしたいと考えています。今年栽培している安納イモ、シルキースイート、ベニハルカの3品種は小ぶりで甘味あり――。ということは焼き芋にぴったりです。これからの秋のイベントシーズンをねらって柏と周辺の地域のイベントに出店、焼き芋を売りまくろうと皮算用をしています。

 

 

今日、ベニハルカを試し掘りしてみました。いい感じの色合いで大きさもいくらいになってきております。1011月が待ち遠しくなってきました。

投稿日:2015年7月27日 3:11 pm

 この時期、キュウリとオクラの収穫を毎日やっています。キュウリは実が20cmを超えるくらいで収穫したいのですが、もう少しと思っていると次の日には30cmを超すようなお化けキュウリになってしまいます。もう少し大きくしたいと思うタイミングで採らなければなりません。タイミングを逃さないためには最低でも11回は収穫して廻らなければならないのです。

 

 

オクラも5㎝くらいが収穫のタイミングなのですが、わずかな遅れで実が硬くなり食べにくくなります。スーパーの店頭に置いてもらう時にある程度のボリュームがほしい、そのためには1本1本のオクラが大きい方がいいのですが、少し成長しただけで硬くなってしまうため、もう少し大きくしたいと思うタイミングで採らなければなりません。タイミングを逃さないためには最低でも11回は収穫して回らなければなりません。

 少し前まではインゲンも毎日収穫していました。採っても採っても実がついてきます。今年作った品種はすじが少なく、ゆでたりして調理する時にすじを取らなくてもそのまま食べられるということだったのですが、収穫が少しでも遅れるとたちまち実が大きくなりすじが硬く食べづらくなります。



 この時期、雑草取りも毎日やっています。梅雨明けから
10日たち、やっとスイカ、カボチャ、サツマイモなどつる性の作物が畑を覆うほどにつるを伸ばしていますが、放っておくとつるが伸びるより早く畑が雑草に占拠されてしまいます。とくにスイカは雑草が繁茂するとつるがその下にもぐってしまい、陽の光を十分受けられずおいしいスイカができなくなります。そこでスイカのつるを踏みつけながら、つるのしたに手を伸ばしカマで雑草を根こぞぎ切り取って行くのです。

 スイカの収穫まで23週間というところまで来ました。いまが一番日照と気温を必要とする時期です。暑いなんて言ってられません。おいしいスイカを作るため、強烈な日差しに耐えて雑草取りやってます。

  

 サツマイモも放っておくと雑草に埋もれてしまいます。つるが伸びる前は畝と畝の間の雑草を刈払い機で一気に草取りをしていたのですが、イモのつるが伸びてくると刈払い機ではつるもいっしょにひっかけてしまいます。そこで、イモのつるの下に手を伸ばしカマで雑草を11本取り除かなければならなくなるのです。

 サツマイモの収穫は10月後半からです。雑草は1回取り除けば2度と生えてこないというのであれば楽なのですが、畑に落ちている雑草の種は無限といっても良く、取っても取っても生えてきます。雑草との戦いが秋の収穫まで続きます。

 

 

 畑の隅にしばらく放置しておいたトラクターも雑草に埋もれ始めています。急いで救出作業を始めます。

カテゴリー: 生育情報 出荷情報

投稿日:2015年5月10日 8:29 am



 柏たなか農園の主力作物、もち麦が淡い紫に色づき始めました。もち麦は穀粒がポリフェノールの紫色、穀粒の先端に伸びるノゲも紫なので穂全体も紫色になります。これから穂が急速に紫に変わり、今月後半には畑全体が紫色の幻想的な風景になります。

 



 
6月に入り梅雨に入るころになるともち麦は熟し倒伏し始めます。こうなると収穫しづらくなるので梅雨いりの直前、5月末から6月初めにかけて刈り取り作業をします。梅雨入りが早いのか遅いのか、これから毎日、梅雨前線の動きを見ながら収穫のタイミングを測ります。

 もち麦畑の幻想的な風景を見ながらもち麦の収穫をしてもらう「2015年産もち麦収穫体験」を530日、31日に開催することにしました。詳細はこのサイトのトップページのお知らせ欄に載せています。

 2015年産もち麦は昨年11月の種播きの段階でトラクターが壊れてしまい出足から躓きました。春になって雑草取りなど挽回策に取り組んだ結果、徐々に回復しており、6月初めにかけてよい天気が続けば2014年度の実績に比べ大幅減収にはならない見通しです。

 もち麦の収穫を待っていろいろな作業が一気に動き出します。新もち麦の乾燥、調整、籾摺り、選別を経て袋詰めしたものの出荷が始まります。麦の刈り跡にはスイカやカボチャの苗を植付けます。体験農園も春夏野菜の収穫がつづき、柏たなか農園は一番忙しい時期を迎えます。

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