「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

厳寒の空の下、屋外イベントに出店

投稿日:2018年1月28日 11:20 pm



 柏市北部を走る鉄道・つくばエクスプレスと国道16号線の交差するあたりに昨年オープンした本屋さんの駐車場で12728日開催のイベントに出店の誘いを受け、出かけて行きました。柏の葉キャンパス駅から歩いて15分程度の距離です。主会場は「日本酒まつり」ということで駐車場に屋台を並べ、ところどころ飲食のできるスペースを設け、こたつなども設えて寒い季節、お酒で身体も心も温まろうという企画です。農家は主会場の外側に野菜を並べて売るというもの。柏たなか農園はいつものもち麦の試食販売に加えてキャベツも並べてみました。昨年から野菜の高値が続いているので葉物野菜も関心を持ってもらえるだろうとの読みです。



 イベント会場はT-SITEといって、蔦屋書店を核とする「生活提案型商業施設」なのだそうです。本屋といっても単に本を並べるのではなく本選びを楽しむ空間を提供しているといった趣です。そこに来るお客さんは本だけでなく何か面白いものないかと探しに来る人もいるはず、その中には自然志向、健康志向の人も少なくない…との期待から出店しました。特にこの時期は3月から始まる「2018年度土の学校」(トップページのお知らせ欄参照)の募集に力を入れています。そこで出店場所に来た人には片端から土の学校の募集案内チラシを配布しました。



 予想した通り、来てくれたお客さんらはもち麦やキャベツを買ってくれたついでに土の学校の話も聞いてくれました。「自分の畑で自分の野菜を作る」という土の学校の講習内容に関心を持ってくれる人がけっこういると手ごたえを感じました。野菜の高値が続いているので自分で作る野菜の値打が上がっていることも関心を持ってもらうきっかけになっていたようです。

とはいえ、数年に一度というモーレツな寒さにさらされての屋外イベントは来場者も大変でしたが出店者の方は1日中立ちっぱなしですからもっと大変です。しかも出店場所は昼間でも日差しが届かないので寒さが一段とこたえます。土曜、日曜と2日続きのイベントで体力使い果たしてしまいました。次に出店するならもっと暖かい季節になってからにしようかと。

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