「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

体験農園ずぶぬれのスタート

投稿日:2015年3月8日 8:46 pm



 体験農園「土の学校」の2015年度が37日、8日にスタートしました。初回は約30㎡の実習畑に長さ約3mの畝を7本立てるところから始めるのですが、あいにくの雨模様の中で畝間の土を畝に移す作業になってしまいました。特に7日は昼前後が雨のピークとなり、この日受講した会員のみなさんはずぶぬれになりながら最初のハードルを突破。お疲れさまでした。


それでも畝を作らないことには始まりません。毎年3月は雨降りの日が多く、時々強い風も吹くので体験農園が平穏無事にスタートできる年は少ないのですが、今年も雨雲につかまってしまいました。来年1月までの11ヵ月間、空模様とにらめっこしながら土の学校での野菜作りを進めて行きます。



毎年のこととはいえ、3月の天気には苦しめられます。今年は講習会当日だけでなく、その前の準備段階でも3月の雨にたたられました。会員の数が今年は1.5倍に増えたので昨年までの実習畑では足りなくなり、新たに利根川に近い麦畑の一部をつぶして実習畑にしました。その分、作業量も増えたのに雨で準備作業がはかどりません。最初に畑に堆肥を入れて耕うんするところから出遅れてしまいました。耕うんした後に約30㎡の同じ形の区画を作り、区画ごとに番号札を立てるなどの一連の準備作業がありますが、これらの作業も遅れ、結局全ての準備が終わったのは開講日の講習開始時間の30分前、まさに滑り込みでした。

 前途多難を思わせる土の学校のスタートでした。今年もお天気対策には相当神経を使わなければならないでしょう。多少の悪天候でも健康でおいしい野菜を収穫するには…、野菜作りの技術向上をめざしてまた挑戦です。

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