「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

収穫後の作業軽減へ生分解性シート

投稿日:2014年5月16日 10:33 pm


 昨日、一昨日とスイカ、その前の日はサツマイモ苗をやっと植付けました。畑全体に堆肥と元肥を入れトラクターで耕運した後、幅約70cmの畝を立て畝の上をビニールシートで覆い、シートに穴を開けて苗を植え付けます。この時に使うビニールシートを今年は生分解性にしてみました。
 生分解性のビニールシートはスイカやサツマイモを収穫した後、土の中に残したままでも自然に分解してくれるので、ビニールシートを掘り出す作業をなくすことができ、その上廃棄処分もしなくて済むのでかなりの作業量軽減になりそうです。ただしお値段はこれまで使っていたビニールシートに比べ5倍以上とかなり割高です。それでも柏たなか農園にとっては作業量軽減は魅力的です。

 サツマイモの苗植付けは今週の火曜に体験農園の会員のみなさんに手伝ってもらう予定でしたが、あいにくの雨で中止になってしまいました。翌日、雨の合間にサツマイモを300本近く植え付けました。サツマイモの苗は今週初めにタネ屋さんから購入したもので、あまり長くは置いておけないため植付けを急ぎました。

 木曜も雨が降ったりやんだりでしたが、スイカ苗の植付けを敢行しました。6畝予定していましたが4畝しか作業ができず、残る2畝は今日にずれ込みました。スイカは夏の暑さが続いている間は収穫できるのですが、7月末から8月初めにかけてのイベントに間に合わせたいので、早く植付けたいと焦っていました。順調に行けば7月末には収穫できるはずです。
 スイカは今月下旬に予定している麦刈りの後、もう一度苗を植え付けます。植付けが6月に入ってしまうので収穫は8月のお盆過ぎになりそうです。それでも暑さは続くでしょうから8月後半から9月にかけてもスイカは売れると読んでいます。
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