「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

農園で見たオレンジ色のリング

投稿日:2012年5月21日 7:14 pm



サングラスの向こうに輝くオレンジ色のリング、柏たなか農園からもくっきりと見えました。写真はこの日のために200ミリの望遠レンズと受光量を10万分の1に減らすフィルターを用意して、前日にリハーサルまでやった元理科少年の溝井さんが撮影したものです。

早朝の空模様はタイルを張り付けたような雲でおおわれていました。時々タイルとタイルの隙間のような雲の切れ間から日がさしてきます。何と幸運なことでしょう。午前630分過ぎ、まさにその時間帯に雲の切れ間に太陽が来て、写真のようなリングを見ることができました。

土の学校の会員さんらに「農園で金環食を見よう」と呼びかけたものの、集まったのは発案者の白石さんと溝井さん、それに私を入れた3人だけ。考えてみれば平日の朝730分というラッシュの時間帯にのんびりと柏の畑で日食など見ていられる人はそうはいないはずですね。それにしても金環食、見ることができて良かったです。

この日は農園に連れてきて1ヵ月半にもなるヤギくんたちも金環食がよく見える利根川堤防のすぐわきに連れて行ったのですが、太陽の異変には特段の関心も示さず、黙々と雑草を食べていました。



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