「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

柏農業“応援歌”バックに「夏の集い」

投稿日:2011年8月8日 2:13 pm


7日の日曜日、土の学校の「夏の集い」を開催しました。汲んできた井戸水で冷やしたはずのビールやノンアルコールもすぐに生ぬるくなるほどの暑さの中で、バーベキューセットを組み立てて畑の野菜などを焼き、かまどを作ってエダマメやそうめんをゆでて食べました。猛暑の中、参加して下さったみなさま、ありがとうございました。

トマト、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、ジャガイモ――畑で採れた野菜をみんなで料理しながら食べる味は格別です。焼いたり煮たりして、塩コショー、しょう油、マヨネーズ、それに焼肉のたれなどをかけるだけ。このシンプルな味が畑のイベントにはぴったりだと思います。

この日の出し物のひとつは「流しそうめん」。先週、近くの竹やぶから採ってきた竹を割って作った流し台を使って一応確認しました。ただ、畑では水道水を確保するのが大変なので、流しそうめんの参加者は子供だけということにしました。実際にやってみると子供らは流れてきたそうめんを箸でうまくつかむことができず、周りの大人たちが汗だくなって手伝っていました。

メイン会場は、ゴーヤ、ヒョウタン、キュウリなど上に向かってつるが伸びる作物のために作った大きな棚の下。計画ではつるが天井の部分まで覆いつくし、その下に大きな日陰ができるはずでしたが、肝心のつるが期待したほど伸びていません。頭で想像することと現実の間にはまだまだ距離があるようで、皆さん、直射日光に耐えながら飲食してくださいました。最後に会場の中に持ち込んだ机の上にさまざまな「暑さ対策グッズ」を並べて、参加者全員で投票してもらいました。第一位は身体の特定の場所を急速に冷やすことできるスプレーでした。


会場ではバックグラウンドで「かぶねぎほうれんそう」という曲を流したところ、とても好評でした。松井大さんという柏市に住んでいる若い方が作った曲で、7月に柏の葉キャンパス駅前で開かれたマルシェの会場で流れていたので曲のデータを送ってもらいました。かぶ、ねぎ、ほうれんそうと言えば、全国でランキングの上位に入るほどの出荷量をほこる柏市の代表的な野菜です。この野菜をテーマに作ったもので、いわば柏市農業の“応援歌”のようなものです。とても楽しい曲で誰でも親しめそうなので、ぜひ広めたいと思い、夏の集いでも流してみました。

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