「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

実習畑にも台風2号のつめ跡

投稿日:2011年5月30日 10:53 pm

土曜から日曜にかけて列島を襲った台風2号。土の学校の実習畑にもしっかりつめ跡を残して行きました。今回は台風の直撃を受けたわけではありません。雨も2日間で100mm程度と、昨年までの台風に比べれば多いわけでもなく大した影響はないと思っていました。ところが畑に行ってみた結果は影響大ありでした。


トマト、キュウリの畝に組み上げた高さ2mを超す支柱は半数以上が斜めに傾いていました。組み上げた支柱がばらばらになってしまったものもありました。支柱にひもで縛っておいたトマト、キュウリの苗も、頼りのはずの支柱が傾き、支えを失った格好になってしまいました。畝の土が大量の雨で緩み支柱を支えることができなくなっていたところに台風の風が吹きこみ、支柱はいとも簡単に押し倒されたと思われます。支柱を強化するだけでなく、畝の土が簡単に緩むのを防ぐ手立ても必要なのでしょう。

トウモロコシの畝とキャベツ、ブロッコリーなどの畝に掛けた防虫ネットは辛うじて持ちこたえていました。それでもネットを固定しておいた止め金がところどころ外されていたので、もう少し風が強かったなら飛ばされていたかもしれません。止め金が外れたままではせっかくの防虫ネットに隙間ができ、害虫に侵入される恐れがあります。とりあえず止め金を止め直しました。

実習畑の隣りに出荷用にトウモロコシを栽培しています。昨年は害虫に入りまくられ、惨憺たる結果になってしまいました。そこで今年ははじめから防虫ネットを掛けて、害虫の侵入を阻止する作戦です。ところが、その防虫ネットも強風ではがされてしまいました。放っておけば恐ろしいアワノメイガやオオタバコガに侵入されるでしょう。とりあえずネットを掛け直しました。

ジャガイモも葉が良く茂り、花も咲きいい感じで育っていたはずですが、今回の強風で茎が軒並み倒されていました。茎が折れるまでは行かなかったのですが、相当大きなストレスを受けていたはずで、今後影響が出てくるか要観察です。

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