「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

堆肥を搬入、年初めは土作りから

投稿日:2011年1月6日 11:38 am

少し時間が経ちましたが、新年おめでとうございます。
新年は土作りから始めます。5日に利根川の対岸、守谷市の畜産団地にある堆肥工場から質の良い堆肥を運んできました。この堆肥を3月から始まる「土の学校」の実習畑に撒き、土作りをしておきます。

守谷市の畜産団地は利根川と鬼怒川の合流点にあります。以前は毎年台風の時期になると畜舎が水没し、飼っている牛を近くの高台に避難させていたそうですが、建設残土で埋め立て高台にして、畜舎などの用地を造成し、増水時でも牧場を維持できるようになったそうです。

朝6時、まだ暗い時間帯ですが、堆肥積載用のダンプで畜産団地の一角にある巨大な堆肥工場に乗り入れます。堆肥は原料の牛フンと木くずを混ぜ、巨大な撹拌装置で何回も切り返します。年末にちょうど完熟堆肥が出来上がりました。出来上がった堆肥をショベルカーでダンプに積み込みます。

守谷市の畜産団地から柏の畑まで直線距離にすればわずか3kmですが、間に利根川があり、さらに鬼怒川も渡らなければならないので、運搬距離は片道20kmにもなります。この日は6往復で日が陰ってしまいました。運んだ堆肥は約15トン。まる1日の作業でしたが、質の良い完熟堆肥を大量に運び込むことができました。今年の土作りはここからスタートです。

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