「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ
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「ひょうたん」から人形?
投稿日:2010年8月26日 4:07 pm
ビニールハウスのわきに作った棚から垂れ下がっているのは「ひょうたん」。つるが枯れあがり、そろそろ収穫期でしょうか? 土の学校の会員の上田さんが棚を作り、育ててきました。上田さんはこのひょうたんを使って人形を作るのだそうです。ひょうたんといえば真中がくぼんだ千成ひょうたんの形を思い浮かべますが、できてきたひょうたんは細長かったり、真中がくぼんでいなかったり。上田さんによると「ひょうたん人形を作るにはいろいろな形があった方がよい」そうです。
ひょうたんも含めて、夏の終わりはウリ科の作物が一斉に収穫期を迎えます。畑の端に苗を植え付けたまま放っておいたトウガンがいつの間にかつるを延ばし、実をつけていました。つるの下を覗くとあるわあるわ。両手でようやく抱えられるほどの大きさのトウガンが足の踏み場もないほどにできていました。トウガンはとてもたくましい作物です。雑草が生えてもトウガンはその上につるを延ばし日差しが遮られることはありません。「雑草のようなたくましさ」という言葉がありますが、トウガンはその上を行くたくましさです。
このほか、スイカは先に紹介した普通のスイカのほかに、長円形をした「中国枕スイカ」も熟してきました。こちらは大きいもので重さが10kg近くになります。自家採取で種を取ることができ(F1ではない)、厳しい栽培条件でもよく育ちます。ただ、悩みはスイカの種がやたらと多いこと。そのまま口に含んで種を吐き出していたのでは、嫌になってしまいます。種をあらかた取り除いてから食べればよいのですが、そういう食べ方を消費者が受け入れてくれるか自信がありません。
緑のカーテンに使ったゴーヤ、スイカの隣に植えたカボチャも次々、収穫しています。
それにしても厳しい暑さが続いてます。土の学校の畑も日照り続きでからからです。いくら水やりしても足りません。