「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

農園の「もち麦」ようやくデビュー

投稿日:2010年7月3日 12:54 am



柏たなか農園のもち麦が7月3日にデビューします。この日、柏の葉キャンパス駅の周りで開催される「マルシェコロール」に混ぜていただき、その中でもち麦を販売することにしたのです。特別な包装などはしていないので、商品の姿としてはまったく垢ぬけていないのですが、売る人も素人っぽいのでやむをえないでしょう。

以前にも紹介したように、このもち麦は「ダイシモチ」というもち性のはだか麦で、お米に混ぜて炊くとおこわのような食感になります。植物繊維が多く含まれ、身体にとてもよいそうです。とはいえ、ただ袋詰めして店頭に置いても何のことやら分かってもらえそうもないので、実際にもち麦とお米を混ぜて炊いたご飯を試食してもらうことにしています。

昨年11月に種まきしてから半年以上、ようやくここまで来ました。実際に売れるかどうかが問題です。本番直前、ドキドキしています。



土の学校では来週植え付ける野菜の苗が育っています。3月に種まきした長ネギがようやく伸びてきました。30cmを超すほどのものもあります。蒸し暑い日が続き、作物も大変ではないかと気遣ったりするのですが、ネギは周囲の環境変化に動じることなく、ひたすらマイペースで育っているように見えます。



プランとプラグという連結ポットには土の学校の受講者の溝井さんにモロヘイヤの種をまいてもらいました。3日後には一斉に発芽しました。モロヘイヤは夏の暑さの中でぐんぐん成長します。食用にするのは葉の部分で、かき取ってゆでたりして食べます。とても栄養豊富で、夏の体力を消耗する時期にはとても助かります。
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