「都市」と「近くの農業・農村」を結ぶ柏たなか農園のブログ

再挑戦のエダマメ、実が膨らんできた

投稿日:2010年8月5日 4:03 pm



3月の種まきで失敗して再挑戦したエダマメの実がようやく膨らんできました。今回は5月末に種まきしたのですが、近所の農家からは時期的に難しいと言われました。いわゆる「適期」から外れているのでしょう。種まきして、苗が大きくなり始めたころ寒冷紗でエダマメの畝全体を覆っておきました。おかげで虫の侵入を防ぐことができたようです。ただ、雑草も虫から守ってあげるようなことになり、寒冷紗の中はエダマメと雑草がともにのびのびと成長したために、お互いに窮屈そうに同居する状態になってしまいました。その後、寒冷紗を外し、雑草を刈ってあげたところ、気持ちよさそうに成長して、現在の姿になりました。

体験農園でも一部の作物が暑さのためにうまく成長せず、再挑戦しました。


まず、ニンジン。7月10日・11日に種まきしたのですが、その後暑さが続き、その間雨がほとんど降らず、ニンジンの初期生育には最悪の展開になりました。発芽率が極端に低く、発芽してもその後の日照りで途中で枯死してしまう苗が続出しました。そこで、今度はニンジンを播く畝にあらかじめ穴のあいたビニールマルチをかけ、種まきした後も水分保持のため、もみ殻を薄く載せ、さらに畝全体をべた掛けで覆い、太陽がぎらぎら照りつけても、水分を確保できるようにしたのです。日々の水まきも欠かさず、水も多めにかけるようにしています。



トウモロコシも2度目の収穫を目指して7月10日・11日に苗を飢えつけたのですが、うまく根付かず、相当数が枯れてしまいました。そこで、余っていた苗を植え直しました。これもしっかり根付くまでは水やりをしています。

今度の土曜日はつくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅前でマルシェ・コロールというフリーマーケットのようなイベントがあります。毎月上旬に開催されているらしく、7月3日(土)に開催されたこの催しには柏たなか農園として初めて出店しました。この欄でも何回か取り上げている「もち麦」を販売し、とても好評でした。(写真は7月3日のもの。もち麦のおにぎりを試食してもらったところ、子供たちも喜んでくれました)



8月は明後日の7日(土)に開催されます。引き続き出店します。今回はもち麦に加えて「もぎたてのトウモロコシ」を出すことにしました。乞うご期待です。
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